事業の概要
秋田県障害者芸術福祉展は、障害者の芸術活動の発表の場として、自ら制作した作品を展示紹介する作品展です。
この作品展は、県民の障害者への理解と認識を深めるとともに、自立意識の高揚と社会活動への積極的な参加を促進することを目的に1966年に身体障害者福祉展としてスタート、1985年に知的障害児者部門、1997年には精神障害者部門がそれぞれ加わり、2001年からは心いきいき芸術・文化祭のイベントとして実施し現在に至っています。
2010年には「さわれる彫刻作品」や「審査員の作品」など一般作品の展示を開始したほか、2016年からは、12月の障害者週間にあわせて優秀作品を県庁内に展示するとともに、2020年からは「WEB秋田県障害者芸術福祉展」としてバーチャルツアー形式によりインターネット上で公開しています。
開催の状況
1966年 「第1回身体障害者福祉展」として開催
1970年02月 身体障害者福祉法施行20周年記念事業として開催(秋田プラザ)
1972年10月 イベントの一環として、障害のある方による絵画の制作実演と販売を実施(秋田セントラルデパート)
1975年07月 県・市・県社協・県身障協会の共催で開催(秋田県産業会館)
1985年11月 知的障害者部門を追加(大町ニューシティ)
1986年09月 秋田県社会福祉会館落成記念として、身体・知的障害者及び高齢者による「総合福祉フェア86合同福祉展」として開催(秋田県社会福祉会館)
1997年12月 精神障害者部門を追加(秋田県社会福祉会館)
2001年09月 「第1回心いきいき芸術・文化祭」のイベントとして開催(秋田県総合生活文化会館アトリオン)
2004年12月 観覧者による人気投票の実施(秋田市文化会館)
2007年12月 「県社会福祉会館まつり」と同時開催(秋田県社会福祉会館)
2010年12月 一般の方が制作した「さわれる彫刻作品」の展示(拠点センターアルヴェ)
2011年12月 審査員の作品展示を実施(拠点センターアルヴェ)
2020年11月 名称を「秋田県障害者芸術福祉展」に変更、「WEB障害者芸術福祉展」としてバーチャルツアー形式で公開(にぎわい交流館AU)
2023年11月 「秋田県立美術館」において開催
WEB秋田県障害者芸術福祉展について
秋田県障害者芸術福祉展に展示した作品のうち、フリースタイル部門(制作キットや既製品を組み立てた作品や、パズル、キャラクターを模写した作品など)を除き、ご本人の同意を得た作品を、令和2年度からバーチャルツアー形式で掲載しています。
これにより、現在の社会状況などによって会場に来ることが出来なかった方など、多くの皆様にWEB上でご覧いただくとともに、繰り返し鑑賞することができるようにしました。
バーチャルツアーで展示会場内の雰囲気を感じながら、県内の障害のある方々が丹精を込めて制作した芸術作品を鑑賞いただくことで、障害のある方々のアートの魅力と素晴らしさを知っていただければと思います。
令和6年度WEB秋田県障害者芸術福祉展(バーチャルツアー形式)
令和5年度WEB秋田県障害者芸術福祉展(バーチャルツアー形式)
令和4年度WEB秋田県障害者芸術福祉展(バーチャルツアー形式)
リンク
お問合せ
秋田県障害者社会参加推進センター
〒010-0922
秋田県秋田市旭北栄町1-5
秋田県身体障害者福祉協会内
TEL.018-864-2780
FAX.018-864-2781